ガンなどの持病のある方の歯の治療(有病者歯科)

お薬いっぱい飲んでいる方、ガンの治療中の方などの治療はお願いできるんですか?
お薬手帳を持ってくれば分かりますか?
(突っ込み気味に)分かりますね。
また「うちじゃできない」という線引きは、大事です。
(千葉西病院にご紹介できます)
ガンだけじゃなくて、抜歯も「これやったら、血圧上がり過ぎる」などの程度も分かります。
全身管理が必要な麻酔をやってきた=薬を常に診てきたので「これ飲んでるから、これに気をつけなくちゃ」など、分かります。

健先生

全身管理もしてきたんですね!ちなみに、血液サラサラ薬はどうですか?
かかりつけの医科の先生にサッと(手紙を)書いて送ります。
救急の現場にもいたので(詳しくはインタビューで)、止血もたくさんやってきました。
「これはこれくらいで止まる」「これは止まらない」「この人はやっちゃダメ」など分かります。

健先生

救命救急にいた麻酔医ならではですね。→経歴はコチラ
全身状態を診て全身管理対応が出来ますので、安心してください。

健先生

「血液サラサラの薬を飲んでいるから、抜歯はできないと言われた」
当院院長は、口腔外科認定医、且つ歯科麻酔認定医なので薬の事、止血の事、よく知っています。
「がん治療の前に歯医者さんに行ってといわれたけど、どうして?」
口の中をキレイにしておくことで肺炎などの術後の合併症のリスクが下がり、入院期間短縮の効果があることが明らかになってます。(虫歯や歯周病治療をすることは、炎症を起こしているところを減らすことになります)
「持病って何?」
高血圧、心疾患、糖尿病、腎臓病(透析中など)、肝臓病、骨粗鬆症など全身疾患のことです。
持病があって心配な方、他院で治療を断られた方でも、かかりつけのお医者さんと対診(たいしん:医学的なことを確認を取ること)した上で安全に歯科治療を行います。
また、がん治療で抗がん剤治療・放射線治療を受けている方にも対診を行い、適切な歯科治療をします。
「いろんな薬を飲んでいて薬を出してもらえない」
「血液サラサラの薬をのんでいるから、抜歯してもらえなかった」
「透析していて、薬のことが分からない」
「化学療法で白血球数や血小板数が低下している」
「いろんな病気があって、歯医者さんで治療をしていいか分からない」
このようなご不安のある患者さんも安心してご来院下さい。
「口腔外科認定医」さらに救命救急の経験豊富な「歯科麻酔認定医」である院長が全身管理を行い、安全な歯科治療を受けることが可能です。
医科の先生との手紙をやりとりも慣れております。(かかりつけ医と歯科医師で手紙のやりとりをします)
お口の中の炎症を押さえることで、全身の病気と闘う余力を蓄えることが出来ます。
教えて健先生!持病のある方の歯の治療Q&A
Q. ガンの手術の前、歯医者で歯のクリーニングをしてきてといわれました。受け入れてもらえますか?
A. 口腔がん以外で「歯医者で歯のメンテナンスしてきてね」でしたら大丈夫です。
飲んでいるお薬をチェックするのは絶対ですので、お薬手帳をお持ちください。
何のガンなのか、どんな治療をしているのか、などお尋ねします。
まずはお尋ねください。

Q. 血液サラサラの薬を飲んでいますが、治療できますか?
A. まずお医者さんに「対診(たいしん:専門外のことを他の科に確認を取ること)」を出します。
また血液検査の結果を診て、この数値なら大丈夫か判断します。
抜歯や歯周外科には「ここまで大丈夫」というガイドラインがあるので、その範囲でやります。
プラス、お医者さんから「いいですよ」という許可をもらってからやります。
今でも常にやっています。
Q. 受診時、何か持って行った方がいいものはありますか?
A. 過去〜現在までにかかったことがあるご病気をお聞きします。
内服薬、治療歴、アレルギーの有無などが分かる資料(お薬手帳、最近の血液検査データ、糖尿病手帳)をお持ちください。