大学まではずっとそうですね。

洋服が共通の趣味で、今でも僕が着ている服を「どこで買ったの？」と確認してきます。
洋服が好きでに買いに行きます。
サイズが大きいやつは全部弟に渡したり（笑）・・・僕が持っているものが欲しいみたいな。

学年は2つ違いですけれど、実質1年4か月しか違わないです。

時々はぶつかりますけど、そんなにないです。
小さい頃、相撲を取ったりはしていましたけど、それと時代劇も好きでした。（笑）

父の影響です。
休みは旅行や温泉（下記画像参照）に連れて行ってくれたので、趣味もそうなりました。（笑）
小学校の時に歴史民俗博物館や博物館に行っても最初はよくは分からなくて・・・今は、ああもっと見ておけばよかったと思っています。
でも今、自分が子供を連れてっちゃって同じことをしています。（笑）
あと、母が美術の先生だったので美術館にも連れて行ってもらいましたね。
碌山美術館（ろくざんびじゅつかん）に、高村光太郎の腕の筋の彫刻があって。
「こんな感じだったかな」と思って授業で作った彫刻が賞に選ばれちゃって。

小学校は野球、中学校はバスケ、弟もやってましたね。（笑）
高校は、僕はアメリカンフットボールで弟はバスケ部でした。
実は浪人時代に家出したことがあって（笑）、弟とばったり駅のホームで出会ったことがあるんですよ。
当時は携帯もなかったですしね。
また、僕は館山で、弟はつくばで勤務していた時も、ディズニーランドに行ったら「あれ？！何で来ているの？」みたいな。
僕も友達と来ていて、向こうも友達と来ていて、全然違うところから来ているのに偶然会って、ビックリしましたけどそれくらい以心伝心的なところはありますね。

みんなから「兄弟の仲良くて羨ましい」と言われます。

【三紀先生】※院長先生の妻
大学時代も八木下兄弟は２人とも性格がいいと評判でしたね、先生たちもそう言ってました。

【琢先生】
下の後輩たちからは、「健さん琢さん」と言われてて。

兄とは学年も部活も一緒、趣味もほぼ一緒。
実は、今まであまり洋服を買ったことがないんです。
よく同僚に「その服、どこで買ってるの？」といわれるのですが、兄が洋服屋さんにいるときに電話かけてきてくれて「お前の分、買っとく？」「あ、じゃあ買っといて」という感じ。

ダウンとか青と赤の色違いで買ったりするんですよ。
靴も色違いで買ったりしています。

一緒に旅行に行く時は洋服が被っちゃうから「今日何を着てくる？」と確認したり。（笑）

よく一緒にご飯食べに行くのですが、食べ物の好みも本当に似ていて。

【健】【琢】
（揃って）海産物とラーメン。

琢の友達と出かけると、ファミレスに行ったときに必ず味噌汁を頼むなどの行動パターンが同じらしくて「出た！そこまで一緒！」といじられます。（笑）

僕の親たちも兄弟が仲良かったんですよ。
何でそんなに集まるの？というくらいよく集まります。
兄弟や家族を大事にするので、うちの子供もそうで・・・だから歯科医院もアットホームです。

お盆や正月は、父の実家と母の実家に行くので、絶対２日ずつ取られるんですよ。（大変そうだけど楽しそうに話す）

実家に行くと、僕らが帰る時、絶対に外に出てきて見送るんです。
寒いから入っていいのに、って。
半年くらい会わないんじゃないかというくらい、毎回手厚い見送りです。（笑）

実家は、車で2分くらいのところなんですけどね。（笑）

こないだも叔母が恵方巻を60本作ってくれて、親戚に渡していて。
そのお礼にゴディバのチョコを買って渡しにいって、自分が帰るときもすごく寒い日だったのに、車が角を曲がるまで見送る、そんな感じです。

食べ物の好みが似ているので、自分が好きな食べ物を見つけると「琢にも買っていこう」みたいな。

こないだも、デパート行ったときにツブ貝とイカソーメンを買って「後で取りに来て」と連絡したり。

好きなものだから、絶対においしいから食べてもらいたい、というのがあるかな。

自分が考えているのは・・・スタッフもせっかく縁があって働いてくれているので、プライベートに入るという意味ではないですけど、みんなで幸せになりたいです。

スタッフと一緒に作り上げていきたいですよね。

大学も高校も楽しかったです！
2人のもアメフト部に所属していました。
実は僕の妻も含めて、大学時代は同じアパートの別の部屋に住んでいたんですけれど、弟は海水魚が好きで。

「熱帯魚」じゃなくて「海水魚」です。
小さい海を作るんです。
常に水交換や光が必要なので、アメフトの遠征でいなくなる時は、当時友達だった妻がエサをあげてくれていました、弟の水槽なんですけどね、鍵を渡して。（笑）
海水魚は水がキレイじゃないと死んじゃうんです・・・水槽に海ブドウとかいるんですよ。
朝、太陽光を照明で出して夜は暗くなる、海水も天然の水や塩を送ってもらう。
あの有名なクマノミやイソギンチャクもいる。
「月間海水魚」という雑誌もあるんですよ。

水槽を見て「何この美しい世界」とびっくりして。

サンゴを入れて、小さい海をレイアウトして、いかに美しく見せるかという。
友達が来て言うのが「やりすぎ」。（笑）
でも、むちゃくちゃキレイです。
150ワットのメタルハロイドランプで水面を照らすと、波の揺らぎを再現できるんです。
水中ポンプでランダムに空気を送ると、波になる。
今は出来ていませんが、自分の中ではこれから後、自宅か医院で絶対にやるって決めています。

歯科は口腔外科とか障害者歯科などの科があるのですが、例えば小児で一気に治療しなきゃいけない、そういう場合は全身麻酔でやるんですね。
その時の麻酔を「歯科麻酔科」がやるんです。
全身麻酔を掛ける資格を取り、勉強をしてきました。
医科に行って医者と同じ麻酔を掛けられるように、医師の指導の下いっぱいやらせてもらいました。
過酷でしたけれど、脳から足まで全部麻酔をやらせてもらえる場所だったんで経験を積めてよかったです。

脳外科・・・脳の外傷からの脳の手術の時などの麻酔もやりました。

三次救急病院（一次救急や二次救急では対応が難しい重症患者の救急医療ができるところ）にずっといたんです。
全科が揃っていてヘリコプターの要請まで出来る「最後の砦」といわれているトップの病院・・・いわき共立病院（現いわき市医療センター）というところですね。
口の中で出血してしまって・・・「リオペ」といって、甲状腺がんの手術後、血圧が上がってくると縫っているものが浮腫（ふしゅ：むくみ）で、口の中、のどが血だらけになる。

首の両脇ですね。
そういう時に僕らも気管挿管（きかんそうかん：口や鼻から気管チューブを挿入して気道を確保する方法）しなきゃいけないので、当直の若い医師と僕とで（気管チューブ内の）息の曇りだけ診て何とかしたこともありました。
郭清（かくせい）という、アゴの下の首の表面を切るのも口腔外科の領域ですね。
「0番コール」（救命処置が必要な救急事態が発生した際に、医師やスタッフを迅速に呼び出すための緊急コール）というのがあるんですが、麻酔科が全員集まらなきゃならないんです。
血だらけで、Aライン（arterial line：動脈ライン／動脈内にカテーテルを留置すること）して輸血を流すんですけど、シリンジ（注射針のようなもの）で流し込むなど、そういうこともいっぱい経験させてもらって。
ICU（集中治療室）で心臓を開いて、心臓握って代わりに拍動したり、産婦人科でも赤ちゃんも運ばれてきていました。
歯科からの延長ですが、全身麻酔を1500症例やっているので全身管理の臨床経験は豊富です。

大きな手術・・・例えばインプラントの難しいもの、難しい親知らずで患者さんが歯科恐怖症、嘔吐反射が強い患者さんなどです。
胃カメラの時にも使う麻酔法です。
嘔吐反射は、異常絞扼反射（いじょうこうやくはんしゃ）というんですけど、静脈内鎮静のなかで眠った状態にすると嘔吐販社になりづらいのでやりやすい。
軽度の嘔吐反射なら「キシロカイン」というスプレーで触られている感覚がなくせばオエッとならなく出来るんですけど、難しい方は一番有効かなと。
嘔吐反射で入れ歯の型取りが出来ない人もいますからね。

○○円です。

麻酔科医の麻酔なので、痛いと言われたことあまりないです。
注射を痛くなくするのは、得意です。

痛くなくする場所があるんです、採血の時もそうで「あれ、こないだの人、痛くなかったのに」とかありますよね。
痛点（つうてん：痛みを感じる場所）は人によって違います。
それと、痛くない麻酔にするためにはいかに細い針を使うか、いかに注射液をゆっくり入れるか、がポイントなので「電動の麻酔注射器」を使います。
最初のチクってさせない麻酔の方法も、熟知していると思います。

時間を掛けてやることじゃないですかね？

サッとやってサッと終わらせようとするから痛いのであって、ちゃんと痛くしないように表面麻酔（下記画像参照）を長く置くとか。

（突っ込み気味に）全然違います。
表面麻酔を1分置いているのと5分置いているのでは、5分の方が麻酔が浸透しているので痛くないです。
あと、急いでギュッと押すから痛いので、電動でやる。
最初ゆっくりから入れて、自動で中くらいと変えられるんです。

ちゃんと麻酔を効かせることも、思いやりの一つですかね。
伝達麻酔（神経の周囲に局所麻酔薬を注射して痛みを感じなくする麻酔法）という特殊な麻酔も出来ますから。
患者さんは、歯を削られることより麻酔が嫌なんですよね。
実は、治療の中で事故も多いのも「麻酔」です。
一番多いのは気分が悪くなる、昔は「疼痛性ショック」といわれてましたが、不安を掻き立てられて起きる迷走神経反射というのもあるので、そこが一番気をつけなきゃいけないところですね。

しっかりした説明が不安を少なくすると思うので、説明は丁寧にしています。

親知らずの歯の根っこに神経が付いている場合（上記画像参照）、神経麻痺を起こさせないために根っこの部分だけ残して上だけ取る、というやり方です。

下アゴの歯の下に神経（下歯槽管神経：かしそうかんしんけい）あって、歯がその神経にくっついていると抜けないんです。
神経を傷つけると、麻痺が起きてずっと唇がしびれちゃうんです。
そのうち、残した根っこが離れて上の方に出てくることがあるんです。

そうすると（残った根っこは）後から取れるので、これが二回法といいます。
あとは骨の中に埋まっちゃえばあとから出てこないので安心かな、と。

抜かなくていい、という選択肢もありますしね。

そんなことないです。
抜かなくてもいい選択肢もあります。
自分は抜いたほうがいいかどうか分からない場合は、気軽に相談してください。

温泉好きですね。
今度「温泉ソムリエ」の資格を取りに行くんです。
「日本秘湯を守る会」が厳選している58選という本を買っていくつか行ってますね。

僕は福島の高湯温泉、真っ白の超硫黄の温泉です。
強酸性で次の日まで臭いけど（笑）、体の芯まで、いや、骨の中まで温まります。

あとは、F１が好きで、フジテレビネクストというのを契約して見ています。
3月からスタートするので盛り上がっています！
アイルトン・セナ、マンセルも好きでしたね。
あと、本田宗一郎のテレビを見てホンダが好きになって、家の車もホンダにしています。
子供たちがミニ四駆好きだから一緒になって遊んでます。

あと、こんな顔して「ベルばら（ベルサイユのばら）」が好きなんですよ。
宝塚も一緒に観に行って・・・宝塚に連れて行っていいのかって顔なんですけど。（笑）

最初「どうかな？」と思って見たら、素ん晴らしいんですよ。
少女漫画なので抵抗があったんですけど、DVDまで買っちゃった。
あと、ガンダムも好きです。

プラモデルをパキって折ったあとに切り口を磨くヤスリも、5種類くらいあるんですけれど・・・。
芝生も作ったり・・・当時からピンセットを使うのは慣れていたんですね。（話が止まらない）

家族のように大切にしたいと思っています。
まずは来て雰囲気を楽しんでほしいと思います。