歯が欠けた・詰め物が取れた

実は、歯が欠けた/詰め物が取れたというのは、歯科医院さんのメール問い合わせがとても多いそうです。
でも、すぐ行けないこともあります・・・。
すぐ来られない場合は、一番は歯磨きが大事です。
「歯が欠けた」ということは、歯の軟らかい部分(象牙質:ぞうげしつ)が出ちゃっている=虫歯になりやすいのでなるべく早く来てくださいね。
詰め物が取れた状態の歯は脆くなっていて、歯が更にかけてしまうリスクがあるので、いずれも早めに来てほしいです。
急患の対応もできる場合もあるので、まずは連絡ください。
047-701-8027

琢先生
歯はどうして欠ける?
- 虫歯が進んで欠けた
- 食いしばり・歯ぎしりで歯に亀裂が入って欠けた
- 欠けたのは歯じゃなくて詰め物・かぶせ物だった

詰め物・かぶせ物、どうして取れる?
- 歯と詰め物・かぶせ物をつけている「ボンド」が流れ出てしまった
- 中で虫歯が進行して取れた(虫歯の再発:二次カリエス)

治療法
原因によって治療方法が変わります。
・歯ぎしり・食いしばりで欠けた
→マウスピースを作ることなどをお勧めしています。
・歯が欠けた原因が、入れ歯が合わなくて残っている歯に負担がかかっている場合
→入れ歯も含めた治療を検討します。
・お子さんが転んで歯が欠けた
→転倒などで歯が欠けた場合は、乾燥させずに(学校でしたら歯牙保存液があります)当院までお持ちください。くっつくケースがあります。
まずはお電話ください、急患の受け入れも可能です。(047-701-8027)
「口が切れた」などの場合も、口腔外科医がおりますので対応可能です。
・食いしばり、歯ぎしりで欠けた
→どんな素材で補うのがいいか、検討して詰め物・かぶせ物の治療をします。
※取れた詰め物・かぶせ物を元に戻せることもありますので、気をつけてお持ちください。
また、早めに来院されることをお勧めします。

歯が欠けたときの治療の流れ
1. 一部欠けた場合
「コンポジットレジン」という硬いプラスチックで修復をします。(詰め物)
2. 歯の多くの部分が欠けた場合
「かぶせ物」をします。
歯が欠けた原因が虫歯で、神経を残すことが難しい場合は、歯の根の治療をします。
3. 根元から折れた/縦に割れた場合

歯を失ったときと同じ治療(ブリッジ・入れ歯・インプラント)をします。
歯が欠けたままだと、しみる/痛いなどの症状が現れるだけでなく、汚れがたまり虫歯になりやすくなります。
教えて先生!歯が欠けた・詰め物が取れたQ&A
Q. 詰め物が取れましたが、仕事が遅いため歯医者に行けません。
A. しみたり痛んだり、残った歯が欠けてしまうこともあるので、歯磨きの時も気を付けてください。
急患対応も可能ですので、まずはご一報(電話:047-701-8027)ください。
Q. どうして銀歯は取れてしまうのですか?
A.熱いものから冷たいものまで入れ代わり立ち代わり入ってくる口の中の温度変化は、銀歯にとって過酷な状況です。
温度変化で銀歯はその性質上「膨張と収縮」を繰り返します。
膨張と収縮の間で、歯と銀歯をつなげているノリ(セメント)が取れ、隙間が空き、取れるのです。
また、すき間に汚れや菌が入り、虫歯になることを「二次カリエス」(カリエスは「虫歯」の意)になることが多いです。
自費の詰め物やかぶせ物は、収縮が少ない素材で出来ているのでこの機会に違う素材にすることを検討も可能です。
どんな素材がいいか、それぞれのメリットデメリットご案内するので、遠慮なくご質問ください。

